“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

2021-01-01から1年間の記事一覧

憧れだったコンピュータ達:番外編 ポメラ(キングジム)

今回の憧コンは、コンピュータじゃないけど、キングジムのポメラ。ポメラは、ただテキスト(文字)を打って保存しかできない、テキスト入力専用ガジェットなのだ。 なんでそんなものを欲しがったのかと思われるかもしれないが、ギミックとその思想に惹かれた…

78.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その8

次はバイブレーションへの対応。 「マンホール」や「オクトパス」の時と同じように、「ファイア」もキャッチしたら音で判断して移動する。マナーモードでも遊べるようにバイブを振動させたい。 HSP3Dishでは、devicecontrol命令で、デバイスの操作が可能。例…

憧れだったコンピュータ達:11.Libretto20(東芝)

今回の憧コンは、東芝の超ミニWindowsノートのLibretto(リブレット)。最初に買ったのがポケコンだったことが影響しているのか、こういう超ミニパソコンはめちゃめちゃ惹かれる。 今風に言えば、UMPC。リブレットは、Windows95搭載のPCだった。ネットで調べ…

77.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その7

スコア表示が面倒なことに気づいた。BASIC!では、フォントを指定してアプリに埋め込むことができたので、電卓で使われる7セグメント液晶風フォントをフリーで見つけて組み込み、表示していた。しかし、HSP3Dishでは、フォント指定ができない。(通常のHSPは…

憧れだったコンピュータ達:10.VAIO NOTE PCG-505(SONY)

今回の憧コンは、初代VAIOノート PCG-505。ソニーがVAIOというブランド名でパソコンを販売しはじめた。 ノートパソコンも発表されたのだが、そのデザイン、携帯性などが他のPCメーカーとは違っていた。まず目を引くのは筐体の色。 紫ベースの銀色の筐体で、…

76.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その6

落下人の移動が一通りできたので、いよいよゲームになるように、キャッチとミスの判定処理を作る。まずはキャッチの判定から。落下人を同時に動かすようにしたので、どうしても複数個所に同時に落ちてしまう。それを救うために、キャッチの判定を緩くする方…

憧れだったコンピュータ達:9.iMac(アップル)

今回の憧コンは、iMac(初代)。 https://www.gizmodo.jp/2018/05/imac-20th.html今までパソコンと言えば、無骨な角張ったデザインが多かった。 色も単色で白かベージュ、ときどき黒やワインレッドの筐体のパソコンがあるぐらい。 AppleのMacintoshも、筐体…

75.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その5

問題が判明した落下人の処理を作り直す。それぞれの落下人の位置を文字列で表す方針は変えない。 同時に全部動かすなら、先頭の一文字を処理して末尾に回す必要はない。代わりに文字数分、ループして処理を行う。文字列を取り出す、書き込むのは、文字列操作…

憧れだったコンピュータ達:8.Amiga(コモドール)

今回の憧コンは、Amiga。聞き慣れないパソコンかもしれないが、テレビで使われているCG作品にはAmigaが使われていた。 Amigaに憧れた要因は、もはや伝説になったテレビ番組「ウゴウゴルーガ」。この番組は、フルCGで動くアニメに、ウゴウゴくん、ルーガちゃ…

74.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その4

いよいよ落下人の処理を作る。 画像は考えた末、1ファイルずつ読み込むのは面倒だし、処理も面倒なので、1つのPNGファイルにまとめ直した。これを読み込み、celdiv命令とcelput命令を組み合わせて表示することにした。 地味に切り出した画像のサイズが違った…

憧れだったコンピュータ達:7.TERADRIVE(セガ/IBM)

今回の憧コンは、異色な存在だった、TERADRIVE(テラドライブ)。 メガドライブと、IBMのAT互換機(現在のパソコンの源流)が合体。 単位のメガの上になるテラを名前に冠した。ニコイチになっただけならそれほど興味も無かったのだが、メガドライブ側とAT互…

73.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その3

次はスマホでも動くように、タッチパネルで操作したときの移動処理を追加することにした。タッチした情報を取得するには、まず、mtlist命令を使う。 二本指や三本指でタッチした場合、それぞれの情報を一度に取得する。 取得された情報は、配列として格納さ…

憧れだったコンピュータ達:6.X68000(シャープ)

今回の憧コンは、誰もが欲しかったと思う、シャープのX68000。X68000は、FM-77AVのような度肝の抜き方とは違っていた。まさかの移植版グラディウスの同梱! そのレーザーは長く、美しく、グラフィックも完全移植(と当時は思っていた。結構移植としてはだめ…

72.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その2

スマホにいちいち転送して動作を確認するのは面倒なので、まずはDishの作法で書きつつ、Windowsで動くようにする。 プログラムの冒頭には、Dishを使うおまじない。#include "hsp3dish.as" と書いておく。 celload命令で、画像を読み込んでおく。ここでは筐体…

憧れだったコンピュータ達:5.MZ-2500(シャープ)

今回の憧コンは、SuperMZこと、シャープのMZ-2500。 https://itoi.jp/time32.htmlMZ系の最強進化であり、終焉の機種。 MZ-1500に搭載されていたQDではなく、3.5インチFDが搭載されていた。そしてなんといってもカセットデッキが埋め込みされていたのだ。 ま…

71.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その1

HSPでの記念すべき第1作目は、BASIC!で作るのを中断していた、ゲーム&ウォッチの「ファイア」を作ることにした。ベースとなる画像は、すでにBASIC!で作るときに切り出し済みなので流用できる。 ただ、落下人や、炎のアニメーション画像の処理が悩みどころ。 …

憧れだったコンピュータ達:4.FM-77AV(富士通)

今回の憧コンは、富士通のFM-77AV。 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1103851.htmlなんといっても、当時としては圧倒的な同時発色4096色が売り。 色は光の3原色、RGBで表現するが、それぞれが16階調に調整できるので、16×16×16=…

70.HSPをマスターしよう【Androidでプログラムを動くようにする】

HSPでAndroidでも動くプログラムを作成するには、HSP3Dishと呼ばれるライブラリを使う必要がある。このライブラリを使っていれば、後からブラウザ(JavaScript)、iOS、Androidで動くように変換ができる。 変換をするためには、HSP3Dish Helperなるアプリケ…

憧れだったコンピュータ達:3.MZ-1500(シャープ)

今回の憧れのコンピュータ、憧コンwは、シャープのMZ-1500。 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1085046.htmlMZ-1500といえば、QDことクイックディスク搭載。 思い出の記憶媒体のエントリーでも紹介したぐらい、すごいと思ってい…

69.HSPをマスターしよう【参考書を読みふける】

HSPのマスターに向けて、参考書を読みふける。goto命令やgosub命令があったりするところは、まんまBASIC。 変数も昔のBASICに近い。何も定義しなくても使えるし、代入した値で型が決まる。変数のスコープの考え方もほぼ一緒。 整数と小数の扱いは気を付けな…

憧れだったコンピュータ達:2.PC-6601SR(NEC)

今回の憧れのコンピュータは、PC-6601SR。 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/retrohard/1143053.htmlPC-6001mkIISRではなく、なぜかPC-6601SRに惹かれたのだ。このころのパソコンは、通称があり、PC-6601SRは、Mr.PCと呼ばれていた。広告に…

68.HSPをマスターしよう【まずは参考書を買う】

いざHSPを使ってみようと思ったが、案外適当な入門サイトが見つからない。 昔ながらの方法で覚えようと、参考書を買った。それがこれ。 www.amazon.co.jp町の本屋には、基本的にはこれしか売ってないw ただ、執筆者はHSPの開発者なので安心ではある。 さっ…

憧れだったコンピュータ達:1.PC-1245(シャープ)

新しいカテゴリを作ってみた。憧れてはいたものの、手にすることができなかったコンピュータ達について、思い出を語ろうと思う。 まず最初は、まさかのポケコンw、シャープのPC-1245。 http://pocket.free.fr/html/sharp/pc-1245_e.htmlはじめて手にしたコン…

67.HSPを始めてみよう

BASIC!で、ゲーム&ウォッチの再現をするのは楽しかったのだが、すでに公開が中止されているアプリだし、BASIC!の後継と言われているOliBASICは、なぜか同じディレクトリを使うプログラムなのに、画像の読み込みが正しくできず、そのまま環境移行ができていな…

66.ゲーム&ウォッチのファイアを作ろう!のはずだったが…

「マンホール」、「オクトパス」と、満足できる再現ができたので、ゲーム&ウォッチ再現シリーズを続けることにした。いくつか候補があって、「ファイア」、「ヘルメット」、「タートルブリッジ」あたりを作ってみたいなと。 ただ、ゲームの複雑度が後年に出…

65.ゲーム&ウォッチのオクトパスを作ろう その6

最後はゲームの微調整部分。 このゲームも200点と500点でミスがクリアされる。 「マンホール」では、1回につき1点しか入らないので、スコア判定も楽だったけど、「オクトパス」は、財宝を取るとその場で1点、船に戻ると3点入る。なので、2か所で判定処理をし…

64.ゲーム&ウォッチのオクトパスを作ろう その5

次は、ゲームの本体と言ってもいい、タコ足の動きの処理を作った。 「マンホール」と同じく、1サイクルごとに、タコの足(の節)がどれか1つ動くことを繰り返してる。 今回はマンホールの通行人のように、ビットで管理するのはあまり意味が無いので、どの足…

63.ゲーム&ウォッチのオクトパスを作ろう その4

まずは、潜水夫を移動するために、ボタンの判定を作った。 オクトパスはボタンが2つなので、マンホールの半分の判定処理で済む。済むはずだった。いざ、作ってみると、ちょっと右ボタンのところに触れただけで、潜水夫がワープしたかのように一番右端に移動…

62.ゲーム&ウォッチのオクトパスを作ろう その3

液晶パターン切り出しの続きで、潜水夫の話。潜水夫も、かなり面倒なことがわかった。潜水夫の位置は、5か所+船の上。これを切り出すだけなら、そんなに大変じゃないが、このゲームのミッション、宝箱から財宝をゲットすると、潜水夫の手には袋が表示される…

61.ゲーム&ウォッチのオクトパスを作ろう その2

今回も画像を準備するところからスタートした。こちらもそこそこきれいな画像がネットにあったので、拝借。 まずは液晶パターンを全部消して、ゲーム&ウォッチの筐体と、セロファン部分を残すよう、画像加工を始めた。はじめは、潜水夫とタコの足パターンだ…