“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

2022-01-01から1年間の記事一覧

144.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その21

無事、HSPプログラムコンテストに応募して、友人たちにも完成版を遊んでもらうことにした。 友人たちは既にプロト版をテストしてもらっていたので、すんなり受け入れてもらったのだけど、他の人にはそうはいかなかった。もともとシューティングゲーム好きな…

143.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その20

いよいよゲーム全体が出来上がってきた。ただ、全面クリアしたときにどうするかを決めかねていた。 初めは単純にALL CLEAR!と表示して終わりにするつもりだったのだが、なんとも味気ない。 そこで、簡単なエンディングを作ることにした。といっても、スタッ…

142.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その19

ゲームの大枠がほぼ出来上がったので、テストプレイをして難易度や、各ステージの設定を変更する作業を行った。 大体長くて1ステージ5分弱。それが全11ステージ+ボーナスステージなので、そこそこのプレイ時間を強いられる。 そこで、休憩ができないことに気…

2022年のHSPプログラムコンテストも、参加賞でした

HSPプログラムコンテスト2022ですが、12/1に結果が発表されました。 HSPプログラムコンテスト2022 入賞作品詳細はい。今年も参加賞でした。今年作った「培養臼」は、去年作った「Digi Mole Attack!」よりも、大幅に完成度もゲーム性も高めることが出来たと思…

141.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その18

前回は、背景色をgmulcolor命令で変えてバリエーションを作った。ふと、ぼわーっと明るさも変えてみたいなと思った。 これも、gmulcolor命令を使えばできそうなことはすぐにわかった。RGB値を足したり引いたりするのを周期的に行えばよい。 この周期的に繰り…

140.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その17

いよいよ完成というところに近づいたところで、追加のアイデアが続々出てきた。 まずは背景。当たり障りないブルーの背景画像をGIMPで作って、止め絵にしていたのだけど、ふとステージごとに色を変えて雰囲気を変えたいと思った。 画像を複数作ってもよかっ…

139.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その16

ボーナスステージを作り終えたので、ゲーム本体ではなく、タイトル画面などの周りの部分の作成 に取り掛かることにした。まずタイトル画面から。 多少なりとも動きを付けたいなと思ったが、まだそのあたりグラフィックの準備もうまくできないし、HSPのグラフ…

138.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その15

次は、ボーナスステージについて。 このゲームのアイデアを思いついたときは、細胞を膨らませて育てるステージだけにしようと思っていたのだが、途中に全部の細胞を破壊させる真逆のステージがあってもいいなと思い作ってみた。 CSVにフラグを持たせることで…

137.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その14

細胞の動きの続き。前回は、出現位置と方向を設定できるようにした。 今回は、細胞が自分に寄ってくる追尾の動きについて。といっても、すでに標準スプライト機能の勉強を始めた時に作った、某キューブなプログラムでも使っている、es_aim命令で簡単に実現で…

思い出のゲーム達:36.夢幻戦士ヴァリス MSX版(日本テレネット)

今回の思い出のゲームは、MSXの「夢幻戦士ヴァリス」。 www.youtube.comいわゆる美少女ビジュアル系アクションゲームなのだが… 最初にPC88版がリリースされた。この頃の日本テレネットのゲームは、ビジュアル面に秀でており、この夢幻戦士ヴァリスも、主人公…

136.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その13

無事コンテストにも応募できたので、途中で止めていた開発の過程を書いて行こうと思う。ってほとんど読まれてないけどw 前回はCSVデータを読み込んで、ステージごとの各種データを変更できるところまで書いてきた。ここまでくると、ゲームの骨格は出来上がっ…

思い出のゲーム達:35.グラナダ(ウルフチーム)

今回の思い出のゲームは、メガドライブの「グラナダ」。 www.youtube.comもともとは、X68000向けのゲームとして、ウルフチームが開発、発売したもの。 ソルフィースと同じく、メガドライブへ移植されたので、即購入を決定した。 自機は戦車で、通常弾と波動…

135.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か→培養臼(BAIOUS) その12

今年のHSPプログラムコンテストにも応募できたので、お披露目おば。youtu.beタイトルは、培養臼(BAIOUS)。 自機は培養液発射装置を搭載した「ビックシリンジャー」。細胞に培養液を当てて増殖させるのが目的のゲームです。 と、いろいろと某K社のニオイが…

思い出のゲーム達:34.Formula1(SCE)

今回の思い出のゲームは、PlayStationの「Formula1」www.youtube.comこれがプレステ1を買うきっかけとなったゲームだった。 F1系のゲームは、今までのハードでも発売されてきて、何度も繰り返し遊んだが、2Dであり、お世辞にもリアルとは言えなかった。F1公…

思い出のゲーム達:33.シルフィード メガCD版(ゲームアーツ)

今回の思い出のゲームは、メガCDの「シルフィード」www.youtube.comゲームアーツといえば、「テグザー」と、この「シルフィード」だった。 とはいえ、現代ではなく、80年代、PC-88の時代。 当時88版シルフィードは、あこがれだった。 音声合成でしゃべるわ、…

思い出のゲーム達:32.バーチャレーシング メガドライブ版(セガ)

今回の思い出のゲームは、メガドライブ版の「バーチャレーシング」。www.youtube.comこいつの無茶なところwは、専用演算チップを載せて、メガドライブでポリゴンを表示させたことかな。 同じようなことはスーパーファミコンでも、FXチップという特殊チップを…

134.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その11

BGMをどうするか。自動作曲ツールのものを使おうか悩んでいたが、フリーのBGMサイトにある音源を使うことにした。 自動作曲ツールでは、それっぽいものが出来上がっては来るけど、変な音階だったり、転調があったりと、イマイチな面もあった。 そもそも自分…

思い出のゲーム達:31.テトリス ゲームボーイ版(任天堂)

今回の思い出のゲームは、ゲームボーイの「テトリス」。www.youtube.com全く持って説明不要な、世界的パズルゲームのGB版。 パソコン版テトリスで遊んだことはあったが、もっさりしているし、そこまでハマらなかった。このGB版のどこがよかったかというと、…

133.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その10

この記事を書いている時点で、コンテストの締め切りまであと2か月。 とりあえず、作成の状況を少しだけ。ゲーム本体:ほぼ内容は完成。あとはステージ数やバランスを調整する グラフィック:自機のドット絵が完成せず… タイトル周り:50%程度完成。 BGM・SE…

思い出のゲーム達:30.魔城伝説II ガリウスの迷宮(コナミ)

今回の思い出のゲームは、MSXの「魔城伝説II ガリウスの迷宮」。www.youtube.com以前、紹介したシューティングゲーム、「魔城伝説」の続編なのだが… coro3.hatenablog.jp続編はなんとアクションRPGだった。 主人公ポポロンは、前作で助け出したアフロディテ…

思い出のゲーム達:29.スーパーレイドック(T&Eソフト)

今回の思い出のゲームは、MSXの「スーパーレイドック」。www.youtube.com今まではどちらかというと、面白かったゲームを中心に紹介してきたのだが、今回は残念だったタイトルを紹介する。MSX2が発売されたときに、止め絵ではあるものの、MSX1とは違う激烈に…

132.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その9

ステージごとの設定をどうするか。 BASICでいうところの、READ~DATA文が使えるとよいのだが、HSP3には無い。 量が少なければ、配列変数に初期値を代入するソースをゴリゴリと書けばいいけど、視認性も悪いし、何より書き換えるのが面倒。もともと、配列の初…

思い出のゲーム達:28.夢大陸アドベンチャー(コナミ)

今回の思い出のゲームは、MSXの「夢大陸アドベンチャー」。www.youtube.comファミコンでも発売されていた、ペンギンが主役のゲーム「けっきょく南極大冒険」の続編。 氷の大陸をクレバスに落ちないようにタイミングよくジャンプして避けて、ゴールするのがメ…

131.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その8

さらに前回の続き。 特定のビットに対して、値をセットする関数を作る。こっちはちょっと面倒だった。 単純に考えると、特定のビットだけを0にして、そのビットとの和(OR)を取ればいいと思った。 まず、取得と同じ要領でマスクを作って、全ビットを反転。…

3周年!

このブログも、3周年を迎えることができました♪ 半ばHSP3でのプログラム日記になりつつありますが、プログラム欲が続きそうなので、4周年を目指してのんびりマイペースで書いて行きます。 今後とも、ご愛読をよろしくお願い致します。

思い出のゲーム達:27.ソルフィース メガCD版(ウルフチーム)

今回の思い出のゲームは、メガCDの「ソルフィース」。www.youtube.com以前記事にも書いた、わがバイブルのベーマガ。毎月多数のゲームプログラムが掲載されるのだが、すでに一線を退いたパソコンのプログラムも載っていた。 そんな中、当時すでにでもレトロ…

130.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その7

前回の続き。 1つの数字から指定した範囲のビットを抜き出したり、上書きしなくてはならないのだが、いちいち処理を書いていては大変。昔ならGOSUBで処理を飛ばして、値を直接書き換えるのだろうけど、そうすると、全くつぶしが利かないプログラムになってし…

思い出のゲーム達:26.ソニック・ザ・ヘッジホッグ(セガ)

今回の思い出のゲームは、メガドライブの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。www.youtube.com任天堂のマリオと並んで、セガの顔として有名になった、青いハリネズミ、ソニックの第1作目。 発売前の雑誌の記事を読んで、面白そうだと直感できるほどだった。ソニ…

129.HSPでゲームを作ろう:シューティングゲームっぽい何か その6

ここまで、やりたいアイデアの大半を実現できた。 さらに一歩進めるために、細胞のスプライト1つずつに対して、情報を管理しなくてはならない。配列変数で管理するのは、少々面倒。画面外にでたり、破壊された細胞のスプライト番号は、再利用されることが前…

思い出のゲーム達:25.コナミのピンポン(コナミ)

今回の思い出のゲームは、MSXの「コナミのピンポン」。www.youtube.com卓球ブームなんてなかった、1985年に発売されたこのゲーム。 テニスゲームなら、プレイヤーが表示されるのだが、このゲーム、手首とラケットだけしか表示されないのだ。 宙に浮いた手首…