“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

9.ゲームの基礎を作る

覚えた命令と、本に載っていたプログラムを参考にして、ゲームの基礎になる、キー操作でキャラクターを動かすプログラムを作った。

当時とは知識が段違いなので、同じように作っていたかは、分からないがw
こんな感じかな。

10 X=4:Y=X
20 PRINT CSR X;"Ω";
30 IF KEY="4";IF X > 0;Y=X:X=X-1
40 IF KEY="6";IF X < 11;Y=X:X=X+1
50 IF KEY="E" THEN 80
60 IF X<>Y;PRINT CSR Y;" ";
70 GOTO 20
80 PRINT CSR 2;"E N D"
90 END

ネットで探すと、PBシリーズのエミュレータ PB-SIM があったので、実際に実行した動きをアニメーションにしてみた。

f:id:CORO3:20190815142144g:plain
4キーを押すと左に、6キーを押すと右にキャラクター Ω が動く。
そして、Eキーを押すと、プログラムを終了する。

KEY は、INPUTと違い、その時に押されたキーを取得するもの。
30行~50行で、それぞれ判定をしている。

変数Xが、キャラクターの座標。初期値は4。画面は左から0~11までの座標値を、CSRで指定する。
単純に座標を±1ずつしていくと、有効な座標値を超えてしまい、エラーになってしまう。
押されたキーによって、もう一度IFで、座標が越えない範囲であるかを判定して、座標を±1ずつ計算していく。

Eのキーが押されたら、ENDの文字を表示する80行にジャンプして、プログラムが終了する。

今ならサクサク書けるんだけど、当時はまずノート(紙のねw)にプログラムを書いて、それを見ながら入力していた。
入力しても、正しく動作しなければ、どこに間違いがあるかを1行ずつ狭い液晶に表示しながら確認しなくてはならないのだが、ここはPB-300を買ってもらった大きなメリット、リストをプリントアウト!
レジのレシートと同じようなクルクル巻きの紙が出てくるので、それに鉛筆でチェックができたので、かなり便利だったな。