“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

15.ゲームを作る(スパルタンXもどき)

当時、カシオが主催で、ポケコンのクラブが運営されており、会報が届いていた。
そのクラブで、プログラムコンテストが開催されていた。
小学校6年生の時には、自分でゲームも作れるぐらいまでになっていたので、応募作品として、当時ファミコンでプレイしたことがあった「スパルタンX」を作ることにした。
www.youtube.com

元のスパルタンXは、ジャンプ、パンチ、キック、しゃがみキックなどの組み合わせでアクションが豊富なゲーム。
フロアごとにボスキャラが登場し、多彩な攻撃を見せてくれる。

横スクロールアクションなら、1行だけの液晶でも再現できそうと考えた。
攻撃方法は、パンチとキック。しゃがみやジャンプは潔くカット。
敵の種類によって、パンチかキックのどちらかでしか倒せないようにした(はず)

人の敵はパンチ。蛾のように飛んでくる敵はキック(ハイキックのつもり)で倒すことにした。
本家のスパルタンXでは、左右から敵が登場するが、右からのみに限定した。
覚えているのはここまで。ボスキャラを登場させたか、フロアを登っていくようにしたかは定かではない。

例によって、イメージアニメを作ってみた。
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どれくらいの期間でプログラムを作成できたのかは、覚えていない。
でも、コンテストに応募できる完成度には達したと思っていた(はず)

いざ、応募しようと思ったが、ハードルがあった。
コンテストに応募するには、プリンタでプリントアウトしたリストではなく、カセットテープに記録する必要があった。
しかし、カセットテープにプログラムを記録するためには、カセットインタフェース と呼ばれるアダプタが必要。
私は持っておらず、いとこが持ってた。
いとこはすでに高校受験で、小学生の自分をなかなか相手にはしてくれない。
そこで、親に連絡してもらって、一人で電車に乗っていとこの家に行って、カセットインタフェースを借りてプログラムを記録した。
我ながら素晴らしい行動力だったと思うw

努力のかいがあり、このプログラムはコンテストで佳作に入賞して、腕時計をもらった♪
名前が載った会報とか会員証とか、残しておけばよかった…