“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

20.華やかだったパソコン雑誌

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今となっては、ほぼパソコン専門の月刊誌はなくなった、というよりAT互換機とWindowsの世界になってからは、必要がなくなったということか。
80年、90年代には多数のパソコン専門誌があり、華やかだった。
すべてを買っていたわけではないが、覚えている限り紹介しよう。

マイコンBASICマガジン
まずはバイブルだったベーマガ
ゲームプログラムの掲載が目当てだったけど、プログラム講座や、アーケードゲームパソコンゲームの攻略記事が載っている付録「スーパーソフトマガジン」も楽しみだった。ゲームブックも何号かについており、TRPGの世界にも憧れたなぁ。
「LOGiN(ログイン)」
ログインは、ハードの解説や、マニアックな情報が多い雑誌だった。4コマ漫画の「べーしっ君」が好きだった。すぽぽーん♪
後年は、内容がガラッと変わって、エンタメ系の雑誌になっていたなぁ。
「I/O」
日本初のマイコン(パソコン)専門誌。黎明期からあるので、超マニアックな雑誌のイメージ。ゲームも掲載されていたが、ほぼマシン語のゲームで、リストは16進数の記号の羅列でページが続くという異質なものだった。姉妹誌の「PiO」と「I/O」には ソノシート がついていてプログラムが収録されていた。これをレコードプレイヤーで再生して、カセットテープに録音する。そしてパソコンに繋げてロードすればプログラムを入力しなくても遊べるという代物だった。私は試したことはないが…
ポプコム
表紙が、雑誌の「ぴあ」みたいに芸能人のイラストだったり、写真そのものだったりした。内容はパソコンゲームの紹介がメインだった気がする。
コンプティーク
この雑誌は、買っているところを友人に見つかると、ニヤニヤされたw
いわゆる袋とじがあって、ムフフな内容だった。思春期真っただ中じゃないと買わない内容だったなww
MSXマガジン
この頃は、メーカー系専門の雑誌も発売されるようになっていた。MSXマガジンは、ログインのコーナーから発展した姉妹誌。専門誌だけあって、発売予定のゲームの紹介や、プログラム講座が載っていて楽しみだった。友人Kが買っていたので、回し読みさせてもらっていたなぁ。
MSX・FAN」
MSXマガジンと双璧をなすMSX専門誌。私は創刊号からほぼ購入。毎月ゲームソフトの紹介もさることながら、こちらはファンダムという投稿プログラムコーナーが熱かった!1画面プログラムという企画で、40×24文字に収まっているプログラムがあった。詰め込むために極限までプログラムを切り詰めるテクニックがすごかった。一部は自分でも使うように。
ポケコンジャーナル」
最後の1冊は、まさに専門誌。ポケコン専門の情報誌。PB-300だけでなく、のちに購入する2代目のポケコン、PC-E200のプログラムも掲載されていた。こちらもほぼ全号購入していた。