“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

27.2台目のポケコンを買った(シャープ PC-E200)

中学生になると、MSXで遊ぶばかりで、ポケコンのPB-300では遊ばなくなっていた。
どれだけショボかったとはいえ、グラフィックやBGMがあるMSXと、文字だけで想像しなきゃいけないPB-300では、遊ばなくなるのも当たり前。

ポケコンはカシオ系とシャープ系に分かれており、シャープ系はマシン語も使える、グラフィックも少しだけできるということで羨ましかった。
そんな時、Z80A搭載のシャープのポケコンPC-E200が発表された。
PB-300は、12文字×1行の液晶だったが、PC-E200は、24文字×4行と無限に広がったかのような広さ。
ブザー系ではあるが、BEEPで音もなった。
さらに、Z80A搭載でマシン語もできるので、MSXで覚えようとしていたことが応用できる。
また、情報処理技術者試験で、当時新たに追加された、仮想CPUのアセンブラであるCASLが動作するので、進学したら試験を受けるときにも使える!これは買いでしょということで、お年玉+親の支援を受けて、受験前の中3の時に購入した。
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でも。でもですよ。すでにMSXでプログラムする気力を失っていたことに変わりなく、ほぼ同時期に誕生したポケコン専門誌の、ポケコンジャーナルに掲載されるゲームを入力して、遊ぶだけになってしまった。

こいつのいいところは単三電池で動くところ。
PB-300は、CR-2032というボタン型電池2つで動く。今でこそ100円ショップでも売っているが、当時は1個で400~500円。電池が切れると1,000円飛んでいくのだった。
単三電池4本で動くPC-E200なら、少しランニングコストが浮いた。

結局、プログラムは作ったかどうかすら覚えていない…w