“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

37.Macintoshと出会う

高専を卒業し、某印刷会社に入社した90年代前半は、まだ一人一台パソコンが支給されるなんて、夢の世界。
そもそも、パソコンを触れない人ばかりだった。
そんな時代だけど、印刷業界では、DTP(DeskTop Publishing)に移行しようとしており、そこではMacintoshMac)が標準だった。

学生時代にも、別の研究室にMacがあったが、数式が綺麗に印刷できるソフト(Mathmatica)や、英文を印刷したときに教科書みたいに間が綺麗に詰まっているぐらいしか思ってなかった。
98全盛時代に卒業論文や、文章を作るのは一太郎が最強だったし、回路図やフローチャートを書くには花子を使っていたから、全角等幅印刷が当たり前と思っていた。
閑話休題

配属先の上司が新しもの好きで、営業もパソコンを使えないとだめだということで、新入社員の私が、営業の社員を相手にMacを使う研修を行うことになった。
この時使ったのが、レンタルしてきたLC630だった。

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祝 Macintosh 30周年!! 低価格のカラー表示を目指したLCシリーズ|Mac - 週刊アスキー

今では普通に使うマウス操作でのGUI、マルチウィンドウが新鮮ではあったが、研修でからかわれたり、文句を言われたりしたことの方が強く記憶に残ってしまい、今でもあまり好きじゃないw