“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

43.Java その2

次にJavaに出会ったのは、Webサービスのバックエンドの開発でだった。

インターネットの世界にどっぷり浸かった私。そのころには、HTMLも拡張され、いろんなことができるようになっていた。
サーバサイドで動くシステムも発売され、データベースとリンクしながらインタラクティブなページを表示したりできるようになった。
まぁ、今では当たり前の世界なんだけど、当時は画期的だった。

自分でもサーバサイドで動くマイナーなシステムを使って、Webサービスを開発する真似事を始めたら、その時自分がやっていた仕事が突然陳腐に感じて、若気の至りで業界最大手の会社を辞めて、地元の小さなベンチャーに転職した。
転職先でも、同じマイナーシステムで開発を担当していたが、とある案件でJavaを使うサーバサイドシステムで開発することになった。
今ではやや時代遅れのMVCや、デザインパターンなどを初めて見聞きし、実践した。
Javaオブジェクト指向の言語。今まで習得してきた言語はすべて手続き型言語オブジェクト指向という考え方は、C++を習得しようと入門書を買ったとき。
まぁ悪書だったのかもしれないけど、クラスという概念、さらには継承などがまったくもって理解できなかった。というより理解を拒否した。

最初にJavaに出会ったときは、画像をアニメーションさせるぐらいのサンプルしか見てなかったので、触ったとは言い難かった。
今回はフロントはJSP、サーバサイドはMVCで設計したJavaの組み合わせだった。ビジネスロジック部を開発するのは、正直楽しくなかった。
それに追い打ちをかけるように、オブジェクト指向をベースとしたデザインパターンで、ロジックを考えたり、クラス設計をしなくてはならず、頭がついていかなくなった。
のちに自分の限界を感じて、この世界からの撤退を選択することになった…

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