“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

思い出のゲーム達:19.R-TYPE(アイレム)

今回の思い出のゲームは、シューティングゲームの名作「R-TYPE」。
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(自分の中では)グラディウスIIと双璧をなすシューティングゲーム
グロいグラフィックに、おどろおどろしいBGM。男の浪漫の波動砲w、そして戦略性が高くなる「フォース」という存在。みるみるうちにハマることになった。
グラディウスには、シールドやフォースフィールドといういわゆるバリア装備があった。敵弾が当たると削れて、最後は無くなる。
フォースは、通常の敵弾は完全に防ぐ。雑魚敵も壊せる。だけど、レーザー系の弾や、ボスの出す一部の弾は貫通してしまう。

特徴はこれだけにあらず。まず、フォースはアイテムを取ると画面前方から飛んできて、自機R-9の前にくっつく。ボタンで分離と合体をコントロールできる上、後ろにもくっつく。これが新しかった。
フォースが自機にくっ付いているときは3種類のレーザーをアイテムで切り替えられる。派手に地形に反射する、反射レーザー、火力抜群で赤と青のレーザが円形にクロスする対空レーザー、使いどころが限られるが、上下のみに発射され、地形を這うように進む対地レーザー。慣れてくると、ほぼ対空レーザーしか使わない。
フォースを切り離している間は、パワーアップの度合いに依るが、通常弾を発射する。自機も通常弾になる。
フォース以外にも上下に付く小さなオプションの「ビット」がある。こちらも雑魚敵は破壊できるし、通常弾を消せる。

自機の装備だけでこれだけ書けるシューティングも珍しい。あとは溜め撃ちができる、波動砲。大型の敵やボスには効果的に使っていく必要がある。

ステージ構成やボスも多彩。
1面は、グラディウスでは最終面に来るような基地。反射レーザースゲー!ってなるような地形とギミックが。ボスは巨大な恐竜ドブケラドプス。長い尻尾を振り、攻撃してくる。

2面は、エイリアンを思わせる有機的な地形の面。上下の背景と思っていたところから、サソリのようなエイリアン風の敵が現れて、初めはびっくりした。ボスはゴマンダー。インスルーという蛇のような破壊不能の兵器を体内の4つの管から出して攻撃してくる。弱点は何ともまぁ、エロいw

3面は、このゲームを最も有名にしたといってもいいステージ。面全体がスクロールしても全体が見えない超巨大戦艦との闘いになっている。地形の隙間に入ってやり過ごしたり、巧みにフォースを前後に付け替えて攻撃したりとR-TYPEの醍醐味を味わえる。

4面は、宇宙空間がメインなのだが、画面の上下左右から、当たり判定のある粒粒を残していく敵との闘い。地味だけど、パターンを作っておかないと詰む。ボスは3つに分離するコンバイラー。これもフォースを前後に付け替えながら戦う。

5面から難易度がさらにアップ。巨大なムカデのような敵が現れ、頭を撃って壊すと、体が放射線状にバラバラになる。それに加えて、フォースで防げないレーザーを発射する敵が多数襲ってくる。この面で死ぬとパワーアップアイテムも少なく、復活もかなりパターン化しないと無理だった。ボスは、ちっちゃなたこ焼きwで守られており、全部破壊して本体を壊す必要があった。

6面は、まさにパズル。ドップという敵が、パイプ状の地形に沿って次から次に現れる。規則正しい動きではあるが、上下左右から襲ってくる。一応隙間があってやり過ごせるのだが、破壊しないと逃げきるのは難しい。良くできているのはドップの弱点。赤いコアが弱点で、波動砲なら1発で破壊できる。でも、コアは前後のどちらかについているので、常に前向きだけの攻撃では詰むのだ。パターンを作るのが楽しかった。ボスはおらず、ドップが一定時間大量に出てくるが、ここは安全地帯&フォースをめり込ませてコアが後ろにあっても破壊できる技でクリアできた。

7面、8面はさらにさらに難易度アップ。7面はゴミ処理場で、雑魚敵が大量に通路にそって襲ってくる。そして容赦なく弾幕のように通常弾を連射してくる。フル装備なら何のことはないが、死ぬと地獄…さらに罠のように地形にへばりついていると爆発が起こり、死んでしまう…ここで心が折れそうになる。

8面が最終面。ここもフル装備なら何とか抜けれるし、ラスボスはある程度安地が使えるので、ここまでくれば何とかなるという印象だった。

R-TYPEグラディウスと同じく、死んでパターンを覚えるシューティング。幾度となく50円玉や10円玉をつぎ込んだ。
何とか1周はできたのだが、このゲームは全2周。1周目ですら高難易度なのに、2周目は全く歯が立たなかった…
今から練習すれば、2周できるかな?w