職業プログラマーを辞めたあとは、プログラム開発には関わらないIT系の仕事をしてきた。
今の仕事では、たまにExcelのVBAを読んだり、簡単なプログラムをする程度でよいので気楽。
しかし、頭を使ってないなぁと思うことが多くなってきた。
そこで、頭の体操がてら、サンデープログラムをしようと考えた。
でも、パソコンでゴリゴリ開発するのは息抜きにならなさそうだし、何より、PythonやRustなどの最近の言語は馴染めない。しかも前職を辞めてから10年近く経っていたので、もやは無理ゲーだった。
そこで、AndroidでBASICができないかなと探してみると、良さげなものがあった。
「BASIC!」※というアプリ。無料だけど、そこそこいろんなことができそうだった。
※残念ながら2020年時点では、Androidの上位バージョンに対応していないので、ダウンロードできない。
BASICだけど、VisualBasicと同じく行番号はない。
マニュアルは英語しかないけど、日本語の入力や表示は問題ないみたい。
そして、プログラムを実行するメニューは、もちろんRun♪
F5キー押して*1Returnキーをバシっと叩く訳ではないけど、コンパイルもビルドもせずに、サクッと動く。この感覚が懐かしい。
サンプルプログラムが機能ごとに用意されているので、何となく眺めていたら使えそうと判断。
スマホ向けのBASICだけあって、ジャイロセンサーの値も取れるし、タッチパネルの操作も取れる。
グラフィックも扱える。画像データを読み込んで、スプライトのように移動したり、表示・非表示を変えられるみたいだ。
これで何かゲームでも作ってみるかとプログラムを始めることにした。
追加で調べてみると、PCを使えば、作ったプログラムを他のAndroid端末にインストールできるapkファイルを作れる。
これで作ったプログラムも配れそうだし、やる気が俄然わいてきたのだった。
次回からは、BASIC!で作ったゲームについて書いていこうと思う。
*1:F5キーを押すとRUNが入力される