“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

99.HSPでゲーム&ウォッチのパラシュートを作ろう その2

まずは恒例の切り出し作業から。
今回はそこそこ綺麗な画像があり、それを元にサクサク切り出していく。

大きく分けるとこんな感じ。

  • 筐体
  • セロファン
  • 救命ボート
  • スカイダイバー(4カ所分)
  • 泳ぐサメ(ミス時の表示と兼用)
  • ミス時のスカイダイバー
  • ミスマーク
  • GAME AとGAME Bの表記
  • アラームザル

材料を揃えたら、いつものようにプレイヤーの移動から作っていく。
移動は3か所だけなので、「ファイア」と同じ。左右のボタンを押すと、位置を表す変数を±1ずつ行う。そのあとlimit命令で範囲を超えないように処理する。

移動自体は、「ファイア」のプログラムを丸ごと使えるし、座標の書き換えだけなのでサクッとできた。
今回つまづいたのは、セロファン部の合成だった。
セロファンは一番上に重ねて表示するのだが、半透明で下の液晶パターンが透けて見えるようにする。
BASIC!では、PNG画像を読み込んだ後に、透明度を自由に設定できた。
しかし、HSPでは画像は上から描けるけど、合成するにはgmode命令を使わないといけない。
PNGの透明色部分の抜きは、gmode 2でできるのだが、セロファンの色が付いた部分は、ベタ塗りされてしまう…
他のモードを使えないかいろいろ試したがうまくいかなかった。

ふと、元の画像の透明度を変えればいいんじゃない?と思って実行すると、できた…
透過度の調整は、画像編集ソフトを使用しないといけない面倒さはあるけど、そんなに頻繁じゃないのでいいか。