“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

思い出のゲーム達:23.ゴーファーの野望 エピソードII(コナミ)

今回の思い出のゲームは、MSX版のグラディウスII、「ゴーファーの野望 エピソードII」。

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MSXには、アーケード版のグラディウスIIが出る前に、オリジナルの「グラディウス2」があったので、海外ではネメシス3扱い。
沙羅曼蛇の移植で味を占めたのかw、まさかの逆移植版が登場した。
そして、今回も豪快なアレンジが加わった、もうオリジナルじゃね?という作品になった。

なんといっても、当時のMSX界。コナミの技術は世界一ィィィィィ!だったので、クオリティはすごい。
ちゃんとアーケード版に準拠して、4つの武装、シールド/フォースフィールドから選択できた。
ついでにオプションの動き方も選べた。オーソドックスな追尾型のシャドウ、位置が固定されるフィクスド、そしてぐるぐる自機の周りをまわるローリング。
沙羅曼蛇では無茶しやがってな技術で4つのオプションを装備できたけど、さすがに2つに戻った。

そしてステージ1は人工太陽ステージ!…なんだけど、上下スクロールは無いし、ドラゴンは出てこない。プロミネンスっぽいものがバシュっと出てくる。
それでもボスはちゃんとフェニックス。結構デカいし頑張ってた。

2面からは、完全にオリジナル。植物系のステージ→重力で引っ張られたり、ブラックホールがあるステージ→そしてボスラッシュ!ちゃんとグラ2のボスも出てくる。
時間をさかのぼるという設定なので、ボスラッシュのラストがビッグコアなのがちょっと物足りないかな。

そして、また無茶なモアイステージ。メカモアイが出たり、イオンリングじゃなくて、アップレーザー、ダウンレーザーを吐いてくる!

続いて、グラIIIの溶岩地帯っぽい針の山から針が大量に飛んでくるステージ。パロディウスの地獄ステージみたい。

次は砂のステージ。でっかいミミズがボス。この辺はグラディウスっぽくないのよね。

続いて細胞ステージ。ここはWii版の「グラディウスリバース」にもオマージュされていた。後半は、画面に等間隔にびっちり配置された電極間を電気が走るちょっと難しいギミックがある。落ち着いて見てればかわせるんだけど、なんかミスしやすい。

ここまで来て、やっと要塞ステージ。床がはがれて襲ってきたり、グラIIを再現しようと頑張っている。その極みがなんとクラブ。
全部キャラクターで作られたクラブは、めっちゃデカくて、カクカク動くw。足元をすり抜けるのが大変だった。
んで、ゴーファーさんちーっすってできると思ったが、グラ2のヴェノム艦のような入口からもう一回工場っぽいステージだった。

中では細い隙間から、にゅーっと緑のスライムみたいなのが出てきて、飛んでくる。これはPS2版の「グラディウスV」でアレンジされていた。

そして、MSX版「パロディウス」のようにラストは、追加アイテムの極太レーザーでぎりぎりまで我慢して、壁を破壊しないと詰む。初見殺しの極み。

それを抜けると、巨大戦艦が待っていた。内部にコアがあるので、R-TYPEの巨大戦艦のように入って倒すのだが、その進路には砲台が大量にならんでいて、後ろ向きに進むときに厳しい。

何とかコアを倒して、その中に入ると、やっとゴーファーさんちーっす。になる。でも攻撃してくるのよね。

倒したら終了とならないのは、ストーリー性のあるMSX版。道中で集めたアイテムによっては、バッドエンドになる。

そして、あの緑色の人もでてくる!。さすがに今回は2スロット目にグラ2を挿してないと的なものはなく、安心したが。

当時は中学生で、友人Iが発売日に買ってきて、自分の家で友人Kと3人でプレイした。
その時にコンティニューしまくってほぼクリア寸前まで行って、友人Iが泣きそうに「クリアせんでよ~」と言っていたのがよい思い出ww

つい最近、その時の3人で集まる機会があって、アーカイブで挑戦し、コンティニューしまくりで7時間ぐらいかけてクリアしたww
アラフィフの大人がやることじゃないなww

今でも面白いのだけど、1周するまでの時間がかかりすぎるのが難点かな。