“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

思い出のゲーム達:25.コナミのピンポン(コナミ)

今回の思い出のゲームは、MSXの「コナミのピンポン」。

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卓球ブームなんてなかった、1985年に発売されたこのゲーム。
テニスゲームなら、プレイヤーが表示されるのだが、このゲーム、手首とラケットだけしか表示されないのだ。
宙に浮いた手首とラケットが、延々ラリーを続けるという、映像的にはすごくシュール。
でも、すごくよくできた熱いゲームだった!

操作系がちょっと特殊。テニスゲームなら、ボールを打つ前にプレイヤーを移動する必要があるが、このゲームは、オート。勝手にボールを追ってラケットが移動する。
じゃあ、何を操作するかというと、フォア/バックハンドの切り替えをスペースキー、カーソルキーの上、左、右でスマッシュ、カット、ドライブで打ち返すのだった。そう、打ち返すタイミングでキー操作する。この操作系のおかげで、簡単にラリーが楽しめる。
もちろん勝ち進めばCPUは容赦ない攻撃をしてくるのと、ラリーの速度が上がっていくので、脳汁が出る♪
ちょっとタイミングが合わないと、チャンスボールを与えてしまい、スマッシュを決められる。
また、ボールを打ち返したときの音が小気味よく、BGM代わりになっていた。
MSXというハードのグラフィックの弱さを、割り切りで克服して、中毒性の高いゲームデザインに感服する。

なお、このゲームは2人で対戦もできるのだが、奥側になると、手前側とはタイミングの取り方が変わり、激ムズゲームになるw
今でもSwitchならファミコンディスクシステムに移植された「スマッシュピンポン」が遊べるようなので、ぜひ♪