今回の思い出のゲームは、メガドライブの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」。
任天堂のマリオと並んで、セガの顔として有名になった、青いハリネズミ、ソニックの第1作目。
発売前の雑誌の記事を読んで、面白そうだと直感できるほどだった。
ソニックの売りは何といってもハイスピードで展開するアクション!Bダッシュみたいなことをしなくても、十字キーを押しっぱなしにするだけで、超高速スクロール!目が追い付かないスピードで、進んでいける。
このスピードを利用したギミックもある。有名なのは1回転ループかな。それ以外にも、らせん上にぐるぐると回っている通路もスピードがないと駆け抜けられない。途中で落下するというのも新しかった。
マリオに比べると、ミスしづらいというのも良かった。
マリオと同じく、フィールド上のコインを集めていくのだが、コインを1枚でも持っていれば、1回の接触では、コインが飛び跳ねてぜロ枚になるだけで、自機を失わない。
周りに散らばったコインを1枚でも回収できれば、連続攻撃にあっても大丈夫。
もちろん後半面になれば、厳しくはなるのだが。
ステージギミックは、スピードだけじゃない。
水中面では、呼吸の概念があって、ずっと水中にいると窒息して即ミスになる。
これを防ぐために、各所から湧き上がってくる泡をゲットすると、息継ぎしたことになり、またしばらく活動できる。
ボスのエッグマンは、ステージごとにいろんなギミックで攻撃してくるが、それほどシビアでもなく、何度かやってるうちに倒せる程度。総じてカジュアルに遊べる名作だった。
BGMも良い。作曲はドリカムの中村さん。最近、1ステージ目のGREEN HILL ZONEのメロディをベースに、ドリカムの歌として使われてたなぁ。
クリアするだけならそれほど時間もかからないのだが、真のエンディングを見ようと思ったら、ボーナスステージでもらえるカオスエメラルドを集める必要があり、やりこみ要素もほどほどにあり、遊びやすいアクションゲームだった。
のちに、2では、相棒となるキツネのテイルズが出てきたり、3ではライバルとなるナックルズも登場して、マリオ同様、キャラも豊富になっていった。