ゲームアーツといえば、「テグザー」と、この「シルフィード」だった。
とはいえ、現代ではなく、80年代、PC-88の時代。
当時88版シルフィードは、あこがれだった。
音声合成でしゃべるわ、疑似ながらも奥行きを感じられる3D。そしてウェポンは左右どちらのショットで敵を倒したかで、次のステージでパワーアップできるものが変わるなど。PC88SRを持っていたS宅でかなり遊ばせてもらった。
閑話休題。そして、メガCDでそのシルフィードがリリースされることに!
当時のゲーム雑誌の開発中の写真を見ただけで、これはすごいものが発売される!と小躍りしたものだった。
フルポリゴンで展開される背景、地面の描画にはフラクタル理論を使った自然に近い地形が表現されたりと、技術力のゲームアーツをまざまざと見せつけてくれた。
実際には背景はプリレンダリングされた3DGCをムービーで流しながら、自機と敵だけをポリゴン計算して表示していた模様。
それでもグリングリンと背景の向きが変わったり、敵の基地に潜行していくときの緊迫感など、映画的な演出も楽しかった。
攻撃のパワーアップのシステムもPC88版を踏襲。なので2つ同時に発射される左右のショットで均一に敵を倒さないと、片方ばかりパワーアップしてしまう。
つーか、狙えないわw
何とかコンティニューを使ってクリアした記憶がある。