今回の思い出のゲームは、アーケードゲームの「R360」。
バブル当時のセガ。ほんとに頭おかしかった(誉め言葉)。
体感ゲーム機はいろいろあったけど、「体感」の部分がより過激になっていっていた。
アフターバーナーIIのダブルクレイドル筐体は、かなりグリングリン動いていた。
ギャラクシーフォースでは、水平方向だが、360度回転するというDX(デラックス)筐体があり、危ないわデカいわで、なかなか町中のゲーセンに置くのは無理が出てきた。
余談だが、遊んでいると、反対方向まで回転するせいで、プレイ待ちやギャラリーと目を合わせる羽目になるw
閑話休題。
そして、最終ボス。R360が登場した。
二軸の回転機構で、ジャイロと同じように360度回転する筐体を作り出した!
もうこれはゲーム機じゃなくて、遊園地のアトラクションレベル。
あながち間違っておらず、地元のゲーセンに入ってくるわけもなく、遊べるのは、今は閉園してしまった某テーマパーク内のゲームコーナーだけだった。
これをプレイするためだけに、わざわざ入場料を払ってまでというより、そんなにお金もなかったのでw、どこかのゲーセンに入らないかなと思っていたら、学校の近くにある大型ゲーセンに、遂に導入された。
周りにロープが張り巡らされ、アルバイトが1人、ずっと傍らに立ってた。
どうやらプレイするには監視が必要らしい。やっぱりアトラクションだ。
今までのように、特定ゲーム専用の筐体ではなく、変更できることが前提だったようで、はじめに見たのはG-LOGという、アフターバーナーに比べて、ゆる~い、スピード感があまりない戦闘機のゲームだった。
1プレイ500円。高いのか安いのかわからないままプレイ。手荷物は置いて、ポケットの中身も出していざ乗り込む。
シートベルトをロックして、緊急停止ボタンの位置を確認してプレイ。
この手のゲームでローリングさせてはならないんだけど、せっかくなのでローリング&背面飛行をやってみた…やめればよかったw
昼飯を食べた後にやるもんじゃなかった。
リバースは免れたけど、かなり気持ち悪くなったw
その後、プレイすることもなく、あっという間に撤去されたことしか記憶にない。
ただ、こんなゲーム筐体を生み出せるのは、日本だけ、いやセガだけだろうな。