“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

思い出のゲーム達:38.R360(セガ)

今回の思い出のゲームは、アーケードゲームの「R360」。

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バブル当時のセガ。ほんとに頭おかしかった(誉め言葉)。

体感ゲーム機はいろいろあったけど、「体感」の部分がより過激になっていっていた。

アフターバーナーIIのダブルクレイドル筐体は、かなりグリングリン動いていた。
ギャラクシーフォースでは、水平方向だが、360度回転するというDX(デラックス)筐体があり、危ないわデカいわで、なかなか町中のゲーセンに置くのは無理が出てきた。

余談だが、遊んでいると、反対方向まで回転するせいで、プレイ待ちやギャラリーと目を合わせる羽目になるw
閑話休題

そして、最終ボス。R360が登場した。
二軸の回転機構で、ジャイロと同じように360度回転する筐体を作り出した!
もうこれはゲーム機じゃなくて、遊園地のアトラクションレベル。

あながち間違っておらず、地元のゲーセンに入ってくるわけもなく、遊べるのは、今は閉園してしまった某テーマパーク内のゲームコーナーだけだった。
これをプレイするためだけに、わざわざ入場料を払ってまでというより、そんなにお金もなかったのでw、どこかのゲーセンに入らないかなと思っていたら、学校の近くにある大型ゲーセンに、遂に導入された。

周りにロープが張り巡らされ、アルバイトが1人、ずっと傍らに立ってた。
どうやらプレイするには監視が必要らしい。やっぱりアトラクションだ。

今までのように、特定ゲーム専用の筐体ではなく、変更できることが前提だったようで、はじめに見たのはG-LOGという、アフターバーナーに比べて、ゆる~い、スピード感があまりない戦闘機のゲームだった。

1プレイ500円。高いのか安いのかわからないままプレイ。手荷物は置いて、ポケットの中身も出していざ乗り込む。
シートベルトをロックして、緊急停止ボタンの位置を確認してプレイ。

この手のゲームでローリングさせてはならないんだけど、せっかくなのでローリング&背面飛行をやってみた…やめればよかったw
昼飯を食べた後にやるもんじゃなかった。
リバースは免れたけど、かなり気持ち悪くなったw

その後、プレイすることもなく、あっという間に撤去されたことしか記憶にない。
ただ、こんなゲーム筐体を生み出せるのは、日本だけ、いやセガだけだろうな。