“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

140.HSPでゲームを作ろう:培養臼(BAIOUS) その17

いよいよ完成というところに近づいたところで、追加のアイデアが続々出てきた。
まずは背景。当たり障りないブルーの背景画像をGIMPで作って、止め絵にしていたのだけど、ふとステージごとに色を変えて雰囲気を変えたいと思った。
画像を複数作ってもよかったのだが、mod_picmesで、文字色を変更するために使った、gmulcolor命令で、色を変えることにした。

gmulcolor命令は、画像をコピーするときに、指定したRGB値を乗算してくれる命令。これで、元の画像の色全体を別の色合いにできる。むかーしむかしの白黒モニタのゲーム機に、色のついたセロファンを貼って、カラーに見せる手法と同じw

例えば、gmulcolor 24,28,143と書いた後に、gcopy命令で、グレーの画像をコピーすると、青くなる。
同じように色を指定すれば、背景色のバリエーションが作れる。

注意しないといけないのは、gmulcolor命令を一度実行すると、以降のグラフィックをコピーする命令にすべて影響する。さらに標準スプライト機能も同じく影響する。
なので、色を変えたら、必ずgmulcolor 255,255,255をおまじないのように書いておく。

ステージデータのCSVファイルに、ステージ色の項目を追加して、ステージごとに背景色を変えることができた。