“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

82.HSPでゲーム&ウォッチのファイアを作ろう その12

最後の仕上げはAndoridのアプリにする。
以前のエントリーで書いた、HSP3Dish Helperを使ってビルドする。

使用している画像と音声は、プロジェクトを作ったフォルダ内に「assets」という名前のフォルダを作って、その中に放り込んだ。
そうすると、プログラムソースファイルと同階層にあるように読み込める。

assetsフォルダの中身
f:id:CORO3:20210413234143j:plain

画面サイズの調整は、プロジェクト内のhsp\hsp3dish.iniというファイルを手動で修正する。
大元のゲーム&ウォッチの筐体画像の縦横サイズと、スマホ側の画面サイズにあわせて自動調整してくれるオプションを指定した。

; hsp3dish settings
wx=600
wy=390
autoscale=0

これで、「ビルド」ボタンを押すと、環境に問題がなければビルドが開始される。
自分の環境だけかもしれないが、ビルド中に別のアプリに切り替えると、ビルドされなかった。ビルド完了の文字がでるまで、しばし待つ。

f:id:CORO3:20210413234158j:plain
f:id:CORO3:20210413234209j:plain

そうしてプロジェクトフォルダにあるbinフォルダに、apkファイルができあがる。
リリース版ではないので、ファイル名は「プロジェクト名-debug.apk」となるみたい。

f:id:CORO3:20210413234220j:plain

私は、スマホにインストールするために、Googleドライブを使用した。
Googleドライブにapkファイルをアップして、スマホGoogleドライブアプリで直接インストールした。

インストールするためには、Googleドライブからのインストールの許可設定が必要。次にAndroid5.x以上で動くようにしているため、古いOS用のプログラムで、アップデートが必要かもしれないと警告メッセージが出てきた。
警告を飛ばして、最後にストレージへのアクセスを許可すると、インストール出来る。

このときのアイコンが、HSPのものになるので、オリジナルのものに変更した。
プロジェクトフォルダ\resのこれらのフォルダに、それぞれのサイズのpngファイルを置き換えてやると、そのアイコンでインストールされる。

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resフォルダの中身

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HSP標準のアイコン
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差し替える画像

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スマホにインストールしたときのアイコン

ファイル名は差し替え前のファイルと同じにしておかないと、ビルドが通らないというトラップに引っかかった…
これでapkファイルの作成はおしまい。手持ちのスマホにインストールして動いた♪

ここまで、約2ヶ月。1日あたり30分ぐらいずつコーディングして、ぶつぶつと思考がとぎれながらやったにしては、早かったなと。
HSP、すごくいい♪

さて、次は何を作ろうかな?