今回の思い出のゲームは、テーカン(現コーエーテクモゲームス)の「テーカンワールドカップ」。
まず、このメーカーを知らないという人が多いと思うけど、今のコーエーテクモゲームスのこと。テーカン→テクモ→コーエーテクモゲームスになった。
さらに、このゲームも地味w
なぜ思い出のゲームになったのかというと、その操作デバイスにあった。
今までのサッカーゲームは、横方向に攻めるものだった。このゲームは、完全に真上からみた視点で遊ぶ。
この時点で斬新なのだが、プレイヤーの移動は、レバーではなく、トラックボールで行う。これがミソ。
トラックボールを早く回せば、ドリブルのスピードも上がり、くるりと手のひらで手首を返せば、細かな操作でボールをキープできた。
この感覚が、プレイヤーを操っているという爽快感につながっていた。
ただ、勝ち進むと、CPUが異常に強くなって、突然得点できなくなる。
攻略法はあるのだけど、ちゃんと手を打たなければ、歯が立たなかった。
そして、このゲーム一番の難点は、これまたトラックボールだった。
筐体の個体差で、筐体側の穴が少し大きいと、トラックボールと穴の間に、隙間ができるのだ。
このゲームは基本的にトラックボールを素早く転がし続ける。その時、勢い余ってこの隙間に手の平や、指の腹を挟むのだ…痛いのなんのって…
トラックボールが操作系のゲームは、独特のものが多く、楽しいものが多かったかな。
「ミサイルコマンド」や、「サイバリオン」、「マーブルマッドネス」、「SDI」などなど。
こういうレバー+ボタンじゃないゲームは、ハマると病みつきになる。