“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

182.HSPでゲームを作ろう:竜巻鮫 その4

素材を切り出して、プレイヤーを表示できるようにしたら、いよいよゲームの実装に取り掛かる。

まずはプレイヤーを動かす処理から。といっても一からコードを書かなくても、過去のGW再現シリーズからのソースを流用できるので、楽。

変更するのは、筐体画像のボタンの位置に合わせた座標判定の値だけ♪
と思っていたのだが、そのままは使えなかった…

いままでのGW再現シリーズは、基本的に2ボタンで、プレイヤー移動しかなく、同時押しが必要なゲームは無かった。

今回はアタックボタンを押しながら、プレイヤーを移動せねばならないのだが、今のプログラムはマルチタッチを無視wした作りになっており、2本以上タッチしていると、どちらかの指の情報を拾ってないことになる。

ただ、これは私のプログラムの作りが問題なのであって、HSP3Dishでは、ちゃんとマルチタッチの情報取得が可能になっている。
竜巻鮫では、同時押しするのは2本になるけど、一応何本の指で押しても大丈夫なようにしてみた。

移動のボタンは、処理順が若い方を優先。移動ボタンを2本で同時に押しても、片方しか有効にしない。(体勢的にやらないと思うけど)

アタックボタンは、押しっぱなしにできるようにする。ただし移動ボタンは押しっぱなしにしても移動しないようにせねばならない。
処理を変えなくてはならず、ちと面倒w

今までは、タッチしていない状態を検知すればよかったけど、今回はアタックボタンがあるからそれができない。
さらに、押していたとしても、タッチ座標がボタン上になければ、指を離したのと同じにしなくてはならない。

悩んだ挙句、1本ずつ調べて、押した、押してないのフラグと、押したカウンタを使って判定する方法で、未タッチを含む、移動、アタックの処理を作ることができた。
この処理をクリアできなかったら、コンテストの〆切に間に合わない!と焦ったのは内緒w

これでマルチタッチの基本ノウハウが、多少なりとも出来たので、次回作以降が楽になったかな。