“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

25.プログラム < ゲームになってしまった

あれだけプログラムをやる気になっていたけど、MSXの購入は、もともとゲームで遊ぶことがメインだったので、すっかり市販ゲームと、雑誌に投稿されているゲームしかやらなくなった。
マシン語では、スプライトをジョイスティックで動かすところまでは作ったが、それ以上はハンドアセンブルではやる気が起きなかった。

この頃のコナミMSXゲームが、まさに神がかっていた。グラディウス2や、沙羅曼蛇など、MSXのスペックを凌駕したアレンジ移植に、友達と夢中になってプレイした。
自分でプログラムを作るよりも楽しかったことが、プログラム離れに拍車をかけた。
さらに、中学生になると近所の駄菓子屋ではなく、ゲーセンに行けるようになったことが大きかった。
アーケードゲームでも遊ぶようになっていった。

このころ、もっと本腰を入れてプログラムしていたら、今頃は夢だったゲーム業界にいたのかなぁ…なんて思うこともある。

私をプログラムに駆り立てた原動力は、ゲームだったのだ。
そのゲームが手軽に手に入るようになったし、自分で作るものより面白かったのだ。
次に本格的にプログラムするようになるまで、数年かかることになる。