“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

思い出のゲーム達:27.ソルフィース メガCD版(ウルフチーム)

今回の思い出のゲームは、メガCDの「ソルフィース」。

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以前記事にも書いた、わがバイブルのベーマガ。毎月多数のゲームプログラムが掲載されるのだが、すでに一線を退いたパソコンのプログラムも載っていた。
そんな中、当時すでにでもレトロな域に入りつつあったPC-8001で、無謀にもR-TYPEをモチーフにしたゲーム「N-TYPE」が掲載された。
その作者の名はBug太郎。その後もドラゴンスピリットや、サンダーブレードなど、PC-8001では無理ゲーな作品を数々送り出してくれた。

閑話休題
そんなBug太郎氏が一員となったウルフチームで、X68000専用シューティングゲームソルフィース」を開発した。
当時、X68000を買おうと思うと、軽く30万オーバーだったので、まったく手が届かなかった。
そしたら、なんと、メガCDに移植されるとのニュースが!メガCDなら5万!手が届く!ということで、ソルフィースをプレイするために、メガCDを購入したのだった。
これが、その後スーパー32Xを追加したメガドラタワーになっていくのだった…

さらに閑話休題
このソルフィースの売りは、多関節のデカキャラが、縦横無尽に動き回ること。メガCDには、CD-ROMでゲームができるだけでなく、スーパーファミコンに対抗して、ハードウェアでの回転・拡大縮小機能を持っていた。
これなら楽勝な移植なんだろうなと思っていたが、よくよく考えると、X68000には、回転・拡大縮小機能は無い。すでにソフト的に実現していたので、メガCD版もソフト側でやってるのだとか。なので、CD-ROMの恩恵は、オープニングムービーや、BGMだけ。海外版は、カートリッジでFM音源仕様のBGMで発売されてるし…
とここまでウンチク話ばかりになったが、中身に入ろうw
自機は結構大き目で当たり判定が小さいというタイプ。メインショット以外に、上下にショットユニットが付く。ショットボタンを押さずに前後すると、角度を付けられる。
そして、ツインショット、レーザー、ナパームをそれぞれの位置で別の物を付けることができる。

そして、敵キャラ。道中は、いたってオーソドックスなデザインと攻撃方法。
でも中ボス、ボスは多関節でグネグネ。ラジオ体操する奴がいたり、カニのような奴がいたり。
シューティングゲームとしては普通なのだけど、普段読んでいる雑誌から飛び出したプログラマが作ったゲームということで感慨深かった。
秋に発売予定のメガドライブミニ2に収録されることを願おう。