PB-300では、入力したプログラムは、電源を切っても残っていたのだけど、MSXなど普通のパソコンは、電源を切ったら入力したプログラムはすべて消える。
毎回入力するのは大変なので、何かに記録しなくてはならない。
今ならHDDやSDカード、USBメモリと楽に記録できるのだが、当時は、カセットテープもしくはFDDことフロッピーディスクに保存しなくてはならなかった。(HDDが一般向けに登場するのは、まだ先の話。)
MX-10には価格を抑えるために、カセットインターフェイスが内蔵されておらず、別売り。さすがに今回は購入した。
カセットデッキは、いわゆる音楽を録音するラジカセでもよかったのだが、データを保存することを専用にした「データレコーダー」と呼ばれた商品を買った。
買ったのは、アイワの「DR-2」。これはテープ速度を倍速にもできたので、読み込みに掛かる時間も半分に短縮できた♪
入力したプログラムは、BASICのコマンド CSAVE で、保存。
録音した場所は、テープカウンタを記録しておき、次回読み込むときは、テープカウンタをもとにして頭出ししておく。
そして、CLOAD で読み込めば、保存したプログラムを実行できるようになる。
ゲームプログラムを入力しては、テープに保存を繰り返すことになった。