その1に続いて懐かしい記録媒体を思い出していく。
HDDやDVD、CDーROMなどは、今でも現役なので、スルーしますw
- ■ MO(光磁気ディスク)
就職した印刷会社では、デジタル化の波が訪れていた。写真はフィルム、文字は写植機やワープロのデータをFDDで入稿していたが、Macを使ったDTPを行うので、写真はスキャナでスキャンした画像データで受け渡ししたいというニーズがあった。画像データは1枚数MBになるので、FDDでの受け渡しは無理。そこで普及したのがMO。容量が128MBと、フロッピーに比べて圧倒的に容量があった。まぁ、これでも足りずMO数枚で入稿されていた。のちに230MB、640MBと容量が増え、印刷会社から転職するころには、MOはバンバン使われるメディアになっていた。
ちなみに、この頃の商用デジカメの画素数は、100万画素強。印刷に耐える解像度にすると、スーパーのチラシの小さな一コマに使えるのがやっとだった。
- ■ MDデータ
- MDといえば、カセットテープに取って代わったメディアで、音楽記録媒体というイメージだが、データを記録するMDデータという規格もあった。
容量は140MB。SCSIでMacにもWIndowsにも繋げるドライバが付いていた。ただ、いかんせんMOに比べて遅い、メディアも割高と、まったく使わなかったなぁ。