“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

42.懐かしい記録媒体 その2

その1に続いて懐かしい記録媒体を思い出していく。
HDDやDVD、CDーROMなどは、今でも現役なので、スルーしますw

MO(光磁気ディスク)
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就職した印刷会社では、デジタル化の波が訪れていた。写真はフィルム、文字は写植機やワープロのデータをFDDで入稿していたが、Macを使ったDTPを行うので、写真はスキャナでスキャンした画像データで受け渡ししたいというニーズがあった。画像データは1枚数MBになるので、FDDでの受け渡しは無理。そこで普及したのがMO。容量が128MBと、フロッピーに比べて圧倒的に容量があった。まぁ、これでも足りずMO数枚で入稿されていた。のちに230MB、640MBと容量が増え、印刷会社から転職するころには、MOはバンバン使われるメディアになっていた。

ちなみに、この頃の商用デジカメの画素数は、100万画素強。印刷に耐える解像度にすると、スーパーのチラシの小さな一コマに使えるのがやっとだった。
MDデータ
MDといえば、カセットテープに取って代わったメディアで、音楽記録媒体というイメージだが、データを記録するMDデータという規格もあった。f:id:CORO3:20200521233055j:plain
容量は140MB。SCSIMacにもWIndowsにも繋げるドライバが付いていた。ただ、いかんせんMOに比べて遅い、メディアも割高と、まったく使わなかったなぁ。
ZIPディスク
MOが普及する中、もっと安価で容量が大きなFDD系のメディアとして登場したのがZIPディスク。f:id:CORO3:20200521233857p:plain
zipと聞けば、圧縮形式でも、日テレの某朝の番組でもなく、こっちを思い出すことが多かったなw
容量は約100MB。フロッピーディスクの発展形なので、MOよりは高速に読み書きができるのが売りだった。こちらもMOが230MB、640MBになったことで、あまり使わないまま、倉庫に眠ることになった。

時々90年代のハリウッド映画にちらっと登場するので、見つけてはニヤリとしているw
番外編:ソノシート
レコードのようだけど、ペラッペラのプラスティックのシートがソノシートf:id:CORO3:20200521234055j:plain
はじめは赤いものだったが、写真のように緑や、青などカラフルなものが登場した。これ、レコードと同じで、プレイヤーで聞くと音楽が聴ける。そして、ペラッペラなのを活かして本の付録についていたのだ。歌や音楽ではなく、あのピーガーをソノシートに記録したものが付いていた。それをラジカセで録音して、パソコンで読み込めば、長いプログラムリストを入力しなくても、ゲームなどが遊べるという仕組みだった。