MSX2でも、まだファミコンと比べるとアクションゲームは貧弱だった。
そんな中、さらに強化された MSX2+ 規格が登場した。
この頃になると、松下、ソニー、三洋の3社しかMSXを出さなくなっていた。
進学してバイトすることで、資金力が大幅にアップ。ソニーのMSX2+ HB-F1XDJを買った。
MSX2+では、ついにハードウェア横スクロールが実現。
また、自然画モードと呼ばれる、1万9千色の表示モードが加わった。
漢字ROMも標準搭載され、今ではデカ文字といわれそうなぐらいの文字サイズだが、漢字も表示できた。
ソニーのMSXは、連射とゲームスピードコントローラがついていた。
そして何よりMSX2+規格では標準装備となったフロッピーディスクドライブがついていたのだ。
それまでデータレコーダーでテープに録音していたプログラムが、サクサク保存でき、読み込めたのだ。
結局FDDのゲームが遊べるようになっただけで、ここでもプログラムをすることはしばらくなかった。