“RUN” それは魔法の言葉

私とコンピュータの思い出を、だらだらと綴ります。最近はHSP3でのゲーム作り日記です

123.HSPでゲームを作ろう:技術研究 MUCOM88でMMLを演奏しよう

BASICなら、たいてい音楽を演奏するPLAY命令があり、その音楽を記述する言語がMMLMusic Macro Language)だった。
ドレミファソラシを、C D E F G A B で表し、オクターブや音量、長さなどは、記号+数字で記述する。

HSPには、MMLを演奏する命令はなく、別に用意したmp3などのメディアファイルを再生することで、BGMを鳴らすようになっていた。
でもHSP3.6から、知る人ぞ知るゲームミュージック界の神、古代祐三氏が作ったPC-8801FM音源用ドライバー「MUCOM88」のWindows版が、拡張プラグインで使用できるようになった!
MUCOM88を使って、単純にMMLで音楽を鳴らすだけでなく、ゲームのBGMに使えないかなと思ってサンプルを見始めた。

イメージは単純にMMLをそのまま書いて、PLAY命令のように鳴らせると思っていたのだが、どうやら事前に専用のバイナリファイル,*.mubを作っておいて、読み込みんで鳴らすのがメインの使い方のようだ。
16ファイルまでバンク指定で読み込めるようなので、BGMにできるかな?

ファイルを使わずに、直接HSP3上でMMLを鳴らそうと思ったが、そうすると固定でバンク0になってしまうので、複数の音楽を切り替えて再生することは出来なさそう。
とりあえず、MUCOM88 for Windowsをダウンロードして、MMLからmubファイルを作るか、他の方法でBGM用のMP3ファイルを作ることにしよう。